2026.07.16

勝てるWeb提案書の構成テンプレート公開|中堅ディレクターがジェイ・ラインで使う「採用サイト提案」の作り方

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# UX設計# ペルソナ設計# 採用KPI# 採用サイト戦略# 提案書の作り方

提案書全体の構成と「1スライド1メッセージ」

採用サイト提案では、以下の流れを1スライド1メッセージで組み立てると、クライアントの意思決定が進みやすくなります。

  • 現状課題・ゴール整理
  • コンセプト・ターゲット
  • UX設計・導線設計
  • サイトマップ・コンテンツ方針
  • 主要ページのワイヤーフレーム
  • スケジュール・体制
  • 概算見積と投資対効果

それぞれ「何を決めたいページか」を明確にし、議論を迷わせる情報は極力削ることがポイントです。

課題整理と採用KPI設計:最初の3ページで何を書くか

冒頭は「なぜ作るか」を定量・定性の両面から押さえます。

  • 現状の応募数・母集団構成・離脱ポイント
  • 競合サイト・求人媒体での見え方のギャップ
  • 経営・人事が本当に解決したい課題(例:定着率、ミスマッチ、認知不足)

次に、採用KPIを設定します。例として「サイト経由応募数」「ターゲット属性比率」「説明会予約率」など。
ここで「3か月後・1年後」の目標値を共有しておくと、以降のページがすべてこのKPIを達成するための施策として説明しやすくなります。

コンセプトとペルソナ:一言で言える「採用サイトの役割」

課題とKPIを受けて、「この採用サイトは何のためのメディアか」を一文で定義します。

  • 例:「経験3年以上のWebディレクターに、”一次面接前に志望度を高めてもらうメディア”」

次に、ペルソナをA4一枚に収まるレベルで提示します。

  • 年齢・職種・現職での不満・転職理由
  • 意思決定プロセス(誰と相談し、何を比較するか)
  • 知りたいことTOP3(仕事内容・裁量・働き方など)

ジェイ・ラインでは、このペルソナを前提に「どのコンテンツで、どの不安を解消するか」を後続セクションで紐づけていきます。

UX設計とサイトマップ:導線とコンテンツの優先順位

ここでは「どう見せるか」より「どんな順番で意思決定を進めるか」を重視します。

  • 主要流入チャネル別のファーストビュー(検索、求人媒体、SNSなど)
  • トップページで伝える3要素(事業の方向性・職種イメージ・働く人)
  • 応募までのステップを3〜4クリック以内に収める導線

サイトマップは、「コーポレートと共通」「採用専用」「運用更新する枠」の3レイヤーで整理。ニュース・ブログ・社員インタビューなど、運用で差がつくエリアは明確に分け、更新体制の話につなげます。

ワイヤーフレーム:どこまで描けば意思決定が進むか

ワイヤーは「全ページ詳細」ではなく、意思決定に直結するページを優先します。

  • トップページ:価値提案・ターゲットメッセージ・導線配置
  • 職種・部門紹介:業務イメージ、関わる人、キャリアパス
  • 社員インタビュー:ペルソナの不安に対応するQ&A構成

レイアウトはラフで十分ですが、「この位置で何を語るか」「どのKPIに効くブロックか」を注釈で記載。
ジェイ・ラインでは、要素ごとに「目的」と「更新頻度」を書き添えることで、運用フェーズのイメージも同時に持ってもらうようにしています。

スケジュール・体制・運用提案:伴走のイメージを具体化する

スケジュールは「ローンチ日から逆算」で引き、採用スケジュール(説明会・募集開始時期)とセットで提示します。

  • 要件定義〜設計〜制作〜公開までのマイルストーン
  • クライアント側の確認ポイントと必要リソース
  • 公開後3〜6か月の運用フェーズ(分析・改善提案サイクル)

体制図では、「ディレクターがどこまで関与するか」を明示。採用広報のKPIレビューや、求人媒体との連携改善など、ジェイ・ラインならではのHRソリューションとのシナジーも、過度に売り込まず事実ベースで整理します。

見積と投資対効果:判断材料としての数字の見せ方

最後に、見積と投資対効果をセットで提示します。

  • 初期費用(設計・制作)と運用費用(更新・レポート・改善)を分ける
  • 媒体費との比較(1名採用あたりのコスト削減見込み)
  • 定着・ミスマッチ防止によるロス削減のイメージ

ここでは「安さ」ではなく、「KPI達成のための投資」として説明することが重要です。
採用サイト単体ではなく、求人メディアや人材紹介とのポートフォリオの中で、どの役割を担うのかを数値で示すことで、クライアント側の社内説明もスムーズになります。