2026.09.02

インタビューとストーリーテリングがカギ!採用広報ディレクションというキャリアの可能性

Webディレクター
# インタビュー手法# コンテンツ設計# 人材ブランディング# 候補者体験設計# 採用サイト制作

採用ディレクターってどんな仕事?

採用広報ディレクターは、企業の「人」に焦点を当てた採用サイトや特設ページを企画・制作する役割です。
ジェイ・ラインでは、まず人事や現場責任者から採用課題をヒアリングし、「どんな人に、何を伝えるべきか」を設計。そのうえで社員インタビューの企画、取材・撮影のディレクション、ライター・カメラマンへの指示、原稿チェックまでを一気通貫で担当します。
単なるサイト制作ではなく、「この会社で働くイメージが湧くか」「候補者の不安が解消されるか」という視点で、情報設計とストーリーづくりをリードしていくポジションです。

1日の流れと、現場で飛び交うリアルな会話

ある1日の例はこんなイメージです。
午前:オンラインで人事担当と打ち合わせ。
「最近どんな応募者が多いですか?」「入社後にギャップを感じやすいポイントは?」などを確認し、インタビュー構成をすり合わせます。
午後:クライアント先でエンジニアや営業へのインタビュー取材。
「入社前に不安だったことって?」「ぶっちゃけ残業ってどうですか?」と一歩踏み込んで質問し、表情や口ぐせまでメモ。
夕方〜夜:テキストや写真のチェック、ワイヤー修正、プロジェクトメンバーとの進行共有。チームで細かいニュアンスを整えていきます。

BtoCサイトと違う、候補者目線のコンテンツ設計

採用広報の特徴は、「購買」ではなく「応募・転職」という人生レベルの意思決定を支えることです。
ジェイ・ラインの案件では、
・よくある不安(残業、評価、教育、上司との距離)をFAQやインタビューで解消
・ビジョンや事業内容だけでなく、「1日のスケジュール」「キャリア事例」を具体的に見せる
・キレイごとだけでなく、課題や大変さもセットで伝える
などを意識して構成します。
見栄えの良さより、「自分ごと化できる情報量かどうか」が判断基準になる点が、BtoCサイトとの大きな違いです。

ジェイ・ラインの事例に見るやりがいと成長ポイント

ジェイ・ラインは求人メディアの代理店としての知見と、採用サイト制作のノウハウをあわせ持つのが強み。
例えば、地方拠点の採用サイトで「応募は来るが早期離職が多い」企業に対し、
・現場社員への徹底インタビューで「続く人・続かない人」の傾向を可視化
・その差分をもとに、トップページのメッセージや募集要項の書き方を再設計
・結果的に応募数は微増だが、定着率が向上
といった効果につながったケースもあります。
数字とストーリーの両面から仮説検証できるので、ディレクターとしての視座も自然と上がっていきます。

明日から試せる「インタビュー力アップ」のコツ

すぐ実践できるポイントは次の3つです。
1.事前アンケートで「ざっくり背景」を押さえる
・入社理由/前職との違い/やりがい・大変さ/将来やりたいことなどを簡単に記入してもらう。
2. アイスブレイク質問を3つ用意しておく
・「今日はどんな1日でしたか?」
・「最近ちょっと嬉しかったことは?」
・「今のデスクまわりで一番こだわっているものは?」
3. 本番中は「オウム返し+一歩深掘り」
「〇〇が大変なんですね」→「具体的にどんな場面でそう感じますか?」とつなげると、自然にエピソードが出てきます。

未経験から採用広報に踏み出すための勉強法

すでにWebディレクションやライティングディレクションの経験があるなら、採用広報は十分狙える領域です。
おすすめは、
・気になる企業の採用サイトを3〜5社分「情報設計の観点」で分解する
・転職サイトの社員インタビューを読み、質問と答えのパターンをメモする
・人事・採用向けのイベントやセミナーで、最近の採用トレンドをインプットする
書籍なら、『シン・採用力』『採用広報大全』のような採用全体像を押さえられる本と、インタビュー・編集系の実務書を1冊ずつ持っておくと、現場での応用がしやすくなります。