UI/UXデザイナーの仕事の“成果”から考える。採用・コーポレートサイトで求められる役割とは?
UI/UXデザイナーのミッションを「成果」で捉える
ジェイ・ラインのUI/UXデザイナーは、「きれいに見せる」だけでは評価されません。採用サイトやコーポレートサイトを通じて、どのような行動変容や事業インパクトを生むかが起点です。たとえば採用サイトなら「応募数」「応募の質」、コーポレートサイトなら「問い合わせ件数」「資料DL」など、ビジネスサイドと共有したKPIに対して設計します。ビジュアルやトレンドを追いかけるだけでなく、「なぜこの情報設計・導線・コンポーネントなのか」をロジカルに説明できることが重視される環境です。
ペルソナ・ユーザーシナリオ設計:誰のどんな意思決定を支援するか
最初の工程で行うのが、「誰に・何を・どう伝えるか」の整理です。採用サイトなら、職種別・経験年数別にペルソナを設定し、「応募前にどんな不安を持っているか」「何を知れば応募に踏み切れるか」を言語化。コーポレートサイトでは、経営層・人事・事業担当など複数のステークホルダーを想定し、情報優先度を決めます。ここで作成するユーザーシナリオが、後のサイト構造やコンテンツ企画の判断基準となり、KPIは「ペルソナ別セッション数」「回遊パターン」などで検証していきます。
情報設計・導線設計:ゴールから逆算したサイト構造づくり
次に、サイトマップや導線設計で「迷わずゴールにたどり着ける構造」を形にします。採用サイトでは「募集要項に到達する前に魅力が伝わるか」「エントリーボタンが適切なタイミングで現れるか」を重視。コーポレートサイトでは、事業紹介から問い合わせ、IR情報から資料DLなど、複数のゴールを共存させつつ、情報過多にならないバランスを取ります。指標としては「主要ページ到達率」「離脱率」「スクロール率」などを見ながら、ディレクターと共に最適な構造を検討していきます。
ワイヤーフレーム〜UIデザイン:Figma/XDで仮説を具体化する
設計した情報構造を、ワイヤーフレームとしてFigma/XD上に落とし込みます。この段階では装飾よりも「情報の粒度と優先順位」「視線の流れ」「スマホでの操作性」にフォーカス。採用サイトであれば、ストーリー性のあるコンテンツの並びや、社員インタビューへの導線を検証します。本UIデザインでは、ブランドトーンを踏まえたカラー・タイポグラフィ・コンポーネント設計を行い、デザインシステム化も意識。公開後の運用を見据え、「更新しやすく壊れにくいUI」であることも重要な評価軸です。
コピー・ディレクター・エンジニアとの協働プロセス
UI/UXデザイナー単独で完結するフェーズは多くありません。コピーライターとは、「どの情報をビジュアルで伝え、どこを言語で補うか」をすり合わせ、見出しレベルから一緒に検討します。ディレクターとはクライアントのビジネスゴールや制約条件を共有しつつ、必要なコンテンツや撮影・取材の要件を固めていきます。エンジニアとの連携では、デザインカンプの意図を伝えながら、パフォーマンスや運用性に配慮したUI実装を相談。チームとして成果を最大化するコミュニケーション力も求められます。
公開後の効果検証とUI改善サイクル
サイト公開後も、UI/UXデザイナーの仕事は続きます。アクセス解析ツールやヒートマップを用い、「想定していた導線で動いているか」「どこで離脱が多いか」を検証。採用サイトでは、職種別応募率やエントリーフォームの完了率、コーポレートサイトでは問い合わせまでのステップ数やCVRを確認し、数値に基づく改善案を提示します。必要に応じてABテスト用のパターンデザインを作成し、小さな改善を積み重ねることで、クライアントの事業成果にコミットしていく役割です。
どんな経験が活きるか:成果に向き合うデザイナー像
グラフィックやLP制作、アプリUIなど、これまでの経験領域に関わらず、「なぜこのデザインか」を言語化してきた人ほど活躍しやすい環境です。特に、ペルソナ設計やコンバージョン改善に携わった経験、Figma/XDを使ったチーム開発、コピーやエンジニアとの協働経験は強みになります。ジェイ・ラインでは、採用・コーポレートサイトという企業の“顔”を扱うため、上流の設計から数字の改善まで一貫して関わることが可能です。デザインの意図をきちんと評価されたい人にとって、挑戦しがいのあるフィールドと言えるでしょう。