キャリアの行き止まりを突破!エンジニアからテクニカルディレクターへの転身ストーリー
「コーディングだけで終わりたくない」と悩んでいた頃
ジェイ・ラインのAさん(30代前半)は、前職でフロントエンドエンジニアとして5年勤務。WordPress構築やLP量産をこなす毎日でしたが、「要件が降ってくるだけで、なぜこのサイトを作るのか分からない」「仕様変更のたびに振り回されるだけで、判断権がない」というモヤモヤを抱えていました。
年収は約360万円。技術的には伸びているものの、案件の上流には関われず、「この先10年もコーディング中心で食べていけるのか」という不安から、テクニカルディレクターというキャリアに関心を持ち始めました。
ジェイ・ラインでの転身後に起きたBefore/After
入社1年目でAさんの働き方は大きく変わりました。コーディング比率は「9:1」から「3:7」へシフトし、社内コーダーとクライアントをつなぐ役割がメインに。
年収360万円から420万円へ。着実なステップアップで、収入面の安心感も大きくなりました。
携わる案件も、単発LPから「採用サイトリニューアル」「コーポレートサイト再設計」など、戦略レイヤーが中心になりました。
単に「指定通り作る人」から、「目的・要件を整理し、最適な実装方法を決める人」へと役割が変わったことで、プロジェクト全体の成功に責任を持つやりがいが生まれています。
エンジニア経験が活きるテクニカルディレクターの仕事
テクニカルディレクターは、技術とビジネスの橋渡しをするポジションです。ジェイ・ラインでは、
・要件ヒアリングと要件定義書の作成
・社内コーダーへの指示・進行管理
・WordPressを中心とした設計レビュー・品質チェック
・サイト公開・ドメイン移管などの技術対応
などを一貫して担います。コーディング経験があることで「この要望は工数がかかる」「ここはWP標準機能で代替可能」といった判断ができ、提案の説得力も高まります。手を動かすだけでなく、「どう作るか」を決める立場に回るイメージです。
転身前に身につけたいスキル① 要件定義の「型」
最初に準備したいのは、要件定義を言語化する「型」です。例えば、ヒアリング時に必ず整理する項目を決めておきます。
・目的(採用強化/問い合わせ増加など)
・ターゲット(誰に見てほしいか)
・KPI(応募数○件、資料請求○件など)
・更新体制(社内更新か、外注か)
・予算・スケジュール
こうした骨組みをテンプレート化し、普段の案件でメモ→資料化する練習をしておくと、ディレクションに移った際に「聞き漏れない」「提案書に落とし込みやすい」状態を作れます。
転身前に身につけたいスキル② WordPress知見の整理
次に、WordPressの実務知見を「説明できるレベル」に整理しておくことが重要です。
・オリジナルテーマでの構築経験
・カスタム投稿・カスタムフィールドの設計パターン
・プラグイン選定の基準(使う/使わない判断)
・マルチサイト、会員制などの対応実績
・テスト環境から本番反映までのフロー
これらを自分なりにドキュメント化し、「なぜそう設計したか」まで言語化できると、要件定義や工数見積もり、品質チェックで強みになります。
単に「書ける」から「設計し、レビューできる」へのステップアップを意識しましょう。
転身前に身につけたいスキル③ 顧客との対話力
テクニカルディレクターは、顧客とのコミュニケーションが日常業務の中心になります。特別な営業スキルよりも、
・専門用語を噛み砕いて説明する力
・要望の裏にある「本音の課題」を聞き出す質問力
・難しいことを正直に伝えつつ、代替案を提示する姿勢
が求められます。日頃から、社内向けでも「なぜこの実装か」を口頭や資料で説明する練習をしておくと効果的です。
メール・チャットの文章も、「結論→理由→次のアクション」の順で書く習慣をつけると、そのまま顧客折衝に活きてきます。
ポートフォリオと職務経歴書で「上流志向」を示す書き方
最後に、上流志向を伝えるための記載例です。
職務経歴書(プロジェクト単位)例:
「採用サイト新規構築(WordPress)/フロントエンド担当」
・役割:要件ヒアリング補助、画面設計、WPテーマ実装、公開対応
・工夫点:カスタム投稿+ACFで人事担当者が更新しやすい構成を提案
・成果:公開後6カ月で応募数が前年度比150%に増加
ポートフォリオ例:
・URL/担当範囲に加え、「自分が関与した上流工程」「提案した改善案」「選択した技術と理由」を1〜2行で明記すると、単なる制作実績ではなく、ディレクション志向を伝えやすくなります。