「受注条件の整理」が劇的にラクになる。MARUTTO流“引き継ぎテンプレ”で残業を減らす方法
なぜ「受注条件の整理」で残業が減るのか
制作会社・代理店向けの営業は、受注までは順調でも「社内に落とす」フェーズで一気に工数が膨らみがちです。
原因はシンプルで、受注条件の粒度がバラバラだからです。
・スコープの解釈違いで、制作側から追加見積の相談が来る
・納期や検証範囲が曖昧で、あとから「そんな話聞いてない」問題が発生
・WP案件で技術要件を取りこぼし、実装フェーズで炎上
MARUTTO営業では「最初の30分で必ず埋める5項目」を決め、
そこから外れた議論は後追いにするルールを導入。
結果として、社内調整の往復回数が半減し、残業が目に見えて減った、というのが実感値です。
この5項目だけは外さない:受注条件整理シートの核
MARUTTO流の“受注条件整理シート”は、たった5項目に集約しています。
- スコープ:どこまでが今回の仕事か(ページ数・テンプレ数・機能)
- 納期:中間チェック日・テストアップ日・本番公開日
- 検証範囲:どのブラウザ・デバイス・OSまで担保するか
- 修正回数:デザイン・コーディングそれぞれの上限と条件
- 前提条件:支給物・決裁フロー・他社担当範囲など
商談メモをきれいに残すより、この5つのマスが「全部埋まっている」状態を優先。
細かいニュアンスは録音や議事録で補完しつつ、
「判断に必要な情報」を5項目にギュッと圧縮することで、
テクニカルディレクター側の理解コストが一気に下がります。
WP案件で最低限聞いておくべき技術ポイント
WordPress案件は、「わからないまま受注」が一番危険です。
MARUTTOでは、営業が技術者でなくても、
以下だけは必ずYes/Noで聞くようにしています。
- 新規構築か、既存サイトのリニューアル・改修か
- サーバー・ドメインはどこが用意するか(既存利用か)
- 固定ページ中心か、投稿タイプ・カスタム投稿を使うか
- 問い合わせフォーム、検索機能、会員機能などの有無
- 既存プラグインを引き継ぐ必要があるか
これをそのまま「WP技術メモ」としてテンプレ化し、
MARUTTOコーディングサービスやWP保守チームへ渡します。
営業が専門用語を深追いしなくても、質問の型だけ揃えておけば技術側が解釈できる状態をつくるのがポイントです。
テクニカルディレクターに刺さる“引き継ぎフォーマット”
受注メールを転送するだけでは、テクニカルディレクターは動けません。
MARUTTOでは、1枚の引き継ぎフォーマットに情報を整理してから渡します。
- 案件概要:目的・ゴール・クライアントの業種
- 5項目の受注条件:スコープ/納期/検証範囲/修正回数/前提条件
- リスク・懸念:決裁遅延、素材不足、要件のあいまいさ
- 技術メモ:WPか否か、サーバー状況、特殊機能の有無
- コミュニケーションルール:窓口、返答スピード、チャットかメールか
重要なのは、「判断材料」と「決まっていないこと」を分けて書くこと。
未確定事項を明示しておくと、テクニカルディレクター側で
「キックオフまでに何を詰めるべきか」が一目でわかり、
初回の認識合わせがスムーズになります。
仕組み化でどれだけ残業が減るのか:MARUTTOの事例
この受注条件シートと引き継ぎフォーマットを徹底した結果、
MARUTTO営業では1案件あたりの社内調整時間が平均30〜40%削減されました。
・テクニカルディレクターからの「追加質問」が半分以下に
・見積り確定までの往復が3ラリー→1〜2ラリーに短縮
・案件立ち上げのすり合わせMTGが30分→15分前後に
浮いた時間を新規開拓や既存深耕に回せるため、
「営業の稼働は変えずに売上だけ上がる」状態に近づきます。
個人としても、残業前提の働き方から、
「行動量×改善」で成果を伸ばすスタイルへシフトしやすくなります。