2026.08.06

案件単価100万円超えをつくる「伴走型セールス」の裏側:MARUTTOアカウントディレクター1日の仕事

仕事のこと営業
# BtoBセールス# 提案型営業# 案件育成# 法人営業# 顧客課題ヒアリング

10:00〜前日の振り返りと「今日育てる案件」の整理

一日のスタートは、数字ではなく「案件の育ち具合」から確認します。
・年間100万円超が狙える顧客
・まずは数十万円から始める種まき顧客
を分け、前日の商談メモとメール履歴を見ながら、次の一手を決めます。ここで重視するのは、「受注確度」より「顧客の事業ステージ」と「今どこまで解像度が上がったか」。この整理が、テレアポやフォーム営業のトークにも直結します。10〜15分でざっと見通しを立て、午前の新規開拓と午後の深堀り商談にメリハリをつけます。

11:00〜新規開拓:フォーム営業とテレアポで“対話のきっかけ”をつくる

MARUTTOの営業は、数を打つだけの開拓はしません。フォーム営業やテレアポでも、事前に相手のサイト構成・更新頻度・制作体制をチェックし、
・「どの工程」がボトルネックになっていそうか
・どの程度、外部パートナーを使っていそうか
を仮説立てしたうえでアプローチします。提案するのは「コーディング代行」ではなく、「制作チームの生産性向上」や「WordPress保守でのリソース安定」といったテーマ。30分〜1時間ごとにトークを微修正し、商談化率と“フィット感”を同時に高めていきます。

13:00〜初回ヒアリング:質問設計で「案件の伸びしろ」を見抜く

初回商談でのゴールは、見積提示ではなく「案件が年間100万円規模に育つかどうかの見立て」を立てることです。質問は、
・直近案件だけでなく「年間の制作予定・保守ニーズ」
・社内外の制作フローとボトルネック
・過去にうまくいかなかった外注経験
など、時間軸と組織構造に踏み込みます。そのうえで、「最初はLP数本から」「まずは既存WPサイトの保守から」など、入口を設計。ここで事業理解と信頼を積み上げておくと、後の追加発注や紹介が自然に生まれます。

15:00〜テクニカルディレクターとの役割分担と見積もり・要件の詰め

ヒアリング後は、テクニカルディレクター(TD)と30分〜1時間で要件を整理します。営業が担うのは「ビジネス条件と期待値」、TDが見るのは「技術的リスクと工数」です。
・スコープ(どこまでやるか/やらないか)
・納期・検証範囲・修正回数
・WordPressや保守を含む中長期の設計
を、顧客の社内稟議を意識しながら言語化。ここでの“抜け漏れのない整理”が、後工程のトラブル防止と、高単価でも納得感のある見積につながります。

17:00〜見積作成とクロージング戦略:数字より「意思決定プロセス」を設計

提案フェーズでは、価格表の提示ではなく「顧客の稟議フローに合わせたストーリー設計」を行います。
・決裁者が気にする指標(コスト削減・納期短縮・品質)
・比較される競合条件(単価だけか、体制も含むか)
・小さく始めてスケールさせるロードマップ
を整理し、「最初の30〜50万円案件」から「年間100万円以上の伴走プラン」までを一枚の絵にします。クロージングでは、無理に今期受注を迫るのではなく、「どのタイミングで動くと、社内の合意を取りやすいか」を一緒に設計するスタンスを貫きます。

18:00〜 一日の振り返りと、伴走型セールスに必要なスキル・マインド

終業前には、
・今日、どの案件の「解像度」が上がったか
・顧客の事業成長にどう寄与できそうか
を簡潔にメモします。この積み重ねが、単発発注から年間パートナーシップへの移行を支えます。転職前に準備しておきたいのは、
・数字と行動量を自分でマネジメントする習慣
・構造的に聞き出し、要点を整理する力
・「売る」より「一緒に事業を伸ばす」視点
です。テクニカル知識は入社後も伸ばせますが、このマインドセットがあるかどうかが、伴走型セールスとして案件単価を育てられるかの分かれ目になります。