2026.06.03

クリエイティブの“引き出し”は休日に増やす。ジェイ・ライン流インプット休日の過ごし方5選

Webディレクター人のこと
# ECサイト分析# UXリサーチ# デザインのストック# 休日のインプット術# 採用サイト改善

①美術館・展示会で「使える」デザインをストックする

常に様々な「デザイン」で終わらせないために、ジェイ・ラインのWebディレクターは必ずメモをセットで残します。
おすすめはスマホのメモに、次の3点を書き出すことです。

  • 気になったポイント:色・余白・コピー・導線など
  • どの案件で応用できそうか:採用サイト、コーポレート、LPなど
  • スクショor図解:レイアウトをざっくりスケッチ

「この色使い、次の新卒採用サイトのキービジュアルに合いそう」など、具体的な案件名と結びつけて残すのがコツ。ジェイ・ラインでは、こうしたメモが実際のトンマナ提案やトップページのヒーロービジュアル案にそのまま活きています。

②街中のサイン・ポスターをUX目線で観察する

通勤や買い物のついで時間は、リアルな「UXリサーチ」にできます。ジェイ・ラインのディレクターがよく使うチェックリストは次の通りです。

  • 一瞬で「誰向け」「何の目的」か伝わるか
  • 視線の流れ:どこから読み始め、どこで終わるか
  • 情報の優先順位:文字サイズと色で整理されているか
  • 行動喚起:次に何をしてほしいかが明確か

良い例・悪い例をスマホで撮っておき、週1回まとめて見返すと、ワイヤー作成時の導線設計やファーストビューの情報設計に直結します。採用サイトの募集要項ページなど、離脱しやすいページ改善のヒントにもなります。

③推しブランドのECを“趣味×UX”で分解する

好きなブランドのECサイトは、ユーザー感情をリアルに想像しやすい最高の教材です。休日にじっくり触りながら、次の流れで分解してみてください。

  • 商品発見:トップから商品詳細まで、何クリックで辿り着くか
  • 商品ページ:写真枚数、レビュー表示、サイズ情報の見せ方
  • 購入フロー:入力項目の量、エラー表示、離脱しそうなポイント

スクショを時系列に並べて、「ここまではストレスがない」「ここで不安になりそう」などコメントを付けると、体験設計の練習に。ジェイ・ラインでは、この手法を採用フォームやエントリーフロー改善の議論にも応用しています。

④採用サイト事例を30分で効率よく見るコツ

ダラダラ事例を見続けると、結局何も残らないことも。ジェイ・ラインの現場では「30分・3サイト」がひとつの目安です。見るポイントをあらかじめ決めておきます。

  • ファーストビュー:誰に向けたどんなメッセージか
  • ストーリー構成:会社紹介→事業→人→制度のどこに比重を置いているか
  • コンテンツの切り口:座談会、1日密着、数字で見る〇〇など

1サイトごとに「良い点3つ・改善したい点1つ」をメモ。ジェイ・ラインでは、こうした短時間レビューから、クライアント独自のコンテンツ企画案(例:地方拠点特集、職種横断プロジェクト紹介など)が生まれています。

⑤オンラインセミナー・アーカイブの賢い選び方

情報過多な今、セミナー視聴は「選び方」と「聞き方」で差がつきます。休日におすすめなのは、次の基準で2本だけ選ぶことです。

  • 直近3か月以内の開催である
  • 自分の担当領域+1歩先(採用×ブランディング、BtoB×UXなど)
  • 事例紹介がある(ツール紹介だけのものは避ける)

視聴中は「明日チームに共有できる“1スライド分の気づき”」だけをメモするイメージで。ジェイ・ラインでは、こうした学びを定例ミーティングで共有し、提案資料の構成やKPI設計のアップデートに活かしています。

インプットが提案に変わる環境をつくる

休日のインプットは、それ単体ではただの趣味で終わってしまいます。大切なのは「どの案件で活かすか」を常にセットで考え、チーム内で共有できる形にしておくことです。

  • Slackや社内チャットに「インプット共有」チャンネルをつくる
  • 週1回、5分だけでも「今週の気づき」を口頭で共有する
  • 次の提案資料で1つだけ新しい要素を試す

ジェイ・ラインでは、こうした小さな習慣から、クライアントの採用ブランディングやコーポレートサイトのリニューアルに繋がるアイデアが生まれています。休日を「余白」ではなく「楽しみながら増やせる引き出し」として付き合っていくことが、クリエイティブ職の長いキャリアを支えてくれるはずです。