UI/UXデザイナー向け面接対策|ポートフォリオの「見せ方」で差がつく8つのチェックリスト
1. プロジェクトの「並べ方」で意図を伝える
面接では、ポートフォリオの順番そのものが「自分は何を強みにしているか」を語ります。汎用性の高いWebサイトやアプリなど、応募先が求めていそうな案件を最初に配置し、以降は「課題解決」「UI改善」「新規サービス」などテーマごとに並べると意図が伝わりやすくなります。
悪い例:時系列のまま羅列/バナーやビジュアルだけが先頭に来ている。
良い例:1枚目に「最も再現したい仕事像に近い案件」、2~4枚目に難易度や役割の大きい案件を配置し、「自分がどのポジションで価値を出したいか」が一目で分かる構成です。
2. 課題・制約を1スライドで簡潔に示す
UI/UXポートフォリオでは、「きれいさ」より前に「何の課題を解いたのか」が評価されます。各プロジェクトの冒頭には、必ず以下を1スライド(または1画面)でまとめましょう。
・クライアント/プロダクト概要
・ビジネスゴール(例:応募数増加、CVR向上など)
・ユーザー像(ターゲット)
・制約条件(予算・納期・技術・ブランドガイドラインなど)
悪い例:画面キャプチャだけが続く。
良い例:「案件概要」ページを必ず用意し、面接ではそこから話し始めることで、相手の理解コストを下げます。
3. 自分の役割と関わった範囲を明確にする
チームでの制作が多いほど、「どこまであなたの成果か」がぼやけます。各プロジェクトで、
・担当範囲(要件定義/情報設計/UIデザイン/プロトタイプなど)
・関わった期間と工数感
・チーム構成(ディレクター、エンジニア、他デザイナー)
を明示すると、再現性あるスキルとして評価しやすくなります。
悪い例:「デザイン担当」とだけ記載。
良い例:「CV導線の情報設計と応募フォームUIの改善をリード」など、具体的なタスク単位で書き、面接中もその部分を中心に画面を見せながら説明します。
4. 成果・数字の語り方をテンプレ化する
中途のUI/UXデザイナーでは「成果への貢献度」が重要視されます。数値が出ている案件は、次のテンプレで整理しておくと面接で話しやすくなります。
・Before:デザイン前の状態(CVR、離脱率、応募数など)
・Action:行った施策(例:フォーム分割、CTAの再配置、スマホナビ改修)
・After:変化した結果(数値+期間+補足条件)
悪い例:「応募数が増えました」と口頭だけ。
良い例:「3カ月で応募数120%、スマホ流入のCVRは1.8倍」など、グラフや簡単な図を用意し、口頭説明と視覚情報をセットで伝えます。
5. Figmaやプロトタイプの見せ方を事前設計する
面接でFigmaやXDを開く際は、「どこから、どの順で見せるか」を決めておくと説得力が増します。おすすめは、
1. Overviewページ(サイトマップや画面一覧)
2.主要ユーザーフロー(例:TOP→検索→詳細→応募)
3. UIコンポーネントやデザインシステム
の流れです。
悪い例:いきなり細かいアートボードを拡大して説明。
良い例:まず全体構造を俯瞰してから、ユーザーフローに沿ってプロトタイプを操作し、「どの判断がUX向上につながったのか」を要点だけ説明します。
6. 思考プロセスを図と短いテキストで見せる
採用側が知りたいのは、アウトプットより「どう考えてそこに至ったか」です。ただし長文のケーススタディは読まれにくいため、
・リサーチ → 課題抽出 →方向性決定 → 検証
を1~2枚の図解に集約し、ポイントを短いテキストで添える形が有効です。
悪い例:長文でプロセスを説明するスライドが連続。
良い例:カスタマージャーニーやサイトマップ、ワイヤーフレームなど、思考の痕跡が分かるアセットを1つずつ抜粋し、「この判断で何を優先したか」を1~2行で補足します。