スキルアップもちゃんと休息も。エンジニア経験を活かす「ゆる学び休日」のすすめ
テクニカルディレクターにこそ「ゆる学び休日」が必要な理由
テクニカルディレクター候補の多くは、平日は案件進行・顧客対応・トラブル対応でフル回転。気づけば「新しいWordPressの機能、ちゃんと触れてない」「気になる技術記事をタブだけ量産している…」ということも少なくありません。そこで有効なのが、頑張りすぎない前提で設計する「ゆる学び休日」。
・アウトプット前提でインプットをしつつ
・十分に休息も取り
・翌週の自分を少しだけ楽にする
この3点をバランスよく満たすのが狙いです。
午前:WordPressは「1トピックだけ深掘り」する
午前中は「3時間勉強」ではなく、「1トピックに2時間だけ」と決めるのがおすすめです。例えばWordPressなら、
・カスタム投稿タイプとカスタムタクソノミーの設計を整理する
・Block Theme / FSEの最新情報だけをキャッチアップする
・よく使うフック(pre_get_postsなど)を1つ選んで検証する
といった粒度に絞ると負荷が下がります。ローカル環境でミニ検証用テーマを作り、「学んだことをコメントでメモしておく」だけでも、次回案件での再利用性が一気に高まります。
午後:趣味×アウトプットで学びを定着させる
午後は、午前中に学んだ内容を「趣味」と掛け合わせてアウトプットする時間にします。例えば、
・推しのゲームやバンドのファンサイトを、学んだWordPress機能で作り直す
・旅行・グルメの個人ブログに、新しいカスタムフィールド運用を試してみる
・好きな技術ネタをnoteやQiitaに「軽いメモ」として投稿する
といった形です。仕事案件だと慎重になりすぎる部分も、趣味サイトなら気楽に試せますし、「遊びながら手が覚える」ので記憶に残りやすいのがポイントです。
夜:15分だけタスク整理、あとは全力でだらだらする
夜は「来週の自分を助ける15分」だけを仕事モードにして、残りは好きなことに全振りします。具体的には、
・月曜の朝イチでやることを3つだけ箇条書きする
・進行中の案件ごとに「次の1手」だけを書き出す
・気になる技術テーマを1行メモしておく(次回のゆる学び候補に)
ここまでやったら、あとは動画・ゲーム・読書など、完全オフに振り切ることが大切です。「やらなきゃ」が頭から消えることで、睡眠の質も上がり、結果的に平日のパフォーマンスも上がります。
ジェイ・ラインのテクニカルディレクターの「ゆる学び」実例
ジェイ・ラインのテクニカルディレクター陣も、ガチ勉強一辺倒ではなく、それぞれのペースで「ゆる学び休日」を取り入れています。例えば、
・午前:MARUTTO案件でよく出るWordPress構成をテンプレ化して整理
・午後:趣味の音楽サイトを題材に、ブロックテーマ×Figmaで試作
・夜:翌週に控えた公開案件のチェックポイントを5分でメモし、あとは映画
といった具合です。クライアント折衝や品質チェックなど、上流〜下流を横断するポジションだからこそ、「無理なく続けられる形での学び」が重視されています。
無理なく続く「ゆる学び休日」を設計するコツ
最後に、ゆる学び休日を習慣化するためのコツを整理します。
・「学ぶ」「遊ぶ」「整える」(来週のタスク)の3ブロックをざっくり決める
・毎回のゴールは「明日から1ミリ楽になること」を1つ作る程度にする
・完璧なプランではなく、「7割できたらOK」と最初から決めておく
テクニカルディレクターとしてキャリアを伸ばすには、継続と余白の両方が欠かせません。自分のコンディションを大事にしながら、エンジニア経験を活かした「ゆるい学び方」を、週末に少しずつ試してみてはいかがでしょうか。